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理系業界人インタビュー
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理系業界人へインタビュー~プログラマーSさんの話~

製造業からプログラマーへの転身

ーーーSさんはどうしてプログラマーという仕事に就きたいと思ったんですか?

私は今の仕事に就く前は、ある大手自動車メーカーの製造の現場にいたんです。

大学時代からエンジニアになることを希望していたので、あこがれの自動車業界で仕事ができることを最初は嬉しく思っていたのですが、次第に仕事に疑問を感じるようになってしまいました。

全ての自動車業界がそうだとは言いませんが、20代の若い時期には同年代の会社員と比較してそれなりによい給与だったのですが、勤務歴が長くなっても昇進や昇給のチャンスがなくこのあと40~50代と年齢が高くなってもあまり待遇は変わらないのかな?という感じがしてきたのです。

社内には昇進のための試験というものがありそれに合格することで現場から生え抜きの管理職が出ることもあるのですが、結局のところ品質管理や工場管理といったほとんどのマネジメントの仕事は最初から専門の人を外部から入れているようで、今ひとつ現場の声が吸い上げられていないというところにも不満がありました。

それならばいっそ自分の実力で勝負できるIT系に就職をするのもいいかなと思ったのです。

プログラマーは自分の適性にあっていた

ーーー世間的にはIT系の仕事は何かと悪く言われることもありますよね。

ええ。
私もこれからプログラマーの世界に入ると言ったら「何を好き好んでブラック企業のようなところに」といった反応をされることがよくありました。

確かにブラックな経営をしているIT企業もあるんでしょうが、業界全体で見ると割合はそんなに高くないんじゃないでしょうか。

それに最近では一度「ブラック企業だ」という噂がたつと求人応募者が激減するので会社も相当気を使ってくれていますよ。

ーーー新しい仕事にはすぐになじむことができましたか?

私はもともと理工系学部の出身でしたし、自宅で趣味のプログラミングもしてきたので、それほど抵抗感はなく今の仕事に入ることはできましたね。

私は自分の性格を内向的な方だと思っているので、作業内容を事前に指示してもらいあとは黙々と作業をするという今の勤務方法は適性的にも合っていると感じています。

わりと趣味の合う人も職場にいますので、気を使わずに力を発揮することができていると思います。

最初は見習いとして就職をしたので給与は低かったですが、今では一通りプログラミングも習得して前職の給与以上の月収になりました。

自分の努力がそのまま成果につながるのは嬉しいですね。

異業種への転職をするときに気をつけること

ーーー自動車業界からIT業界という全く畑が違うところに転職する不安はありませんでしたか?

もちろんそれまでの経験がほとんどゼロからのスタートになるということに対しての不安もありました。

それにIT業界というのは平均年齢が低いので、採用面接でも自分より年下が社長なんていう企業もいくつかありましたし。

ですがそれまで自分のしてきた仕事が頭打ちであるという閉塞感に比べれば、多少のリスクをとっても飛び込んでいくという選択は間違っていなかったと思います。

IT業界では未経験者も受け入れやすいという業界全体の風土があるので、特に経験の無さが引け目になるということもありません。

ただ闇雲に転職をしてしまって失敗する例も多いのもこの業界なので、どれも同じと思わずしっかり会社えらびをしてから転職をすることをおすすめします。