朝活では記憶作業は不向きです
朝早く起きて一日の仕事を早くスタートさせることを「朝活」と言い、広く推奨される生活習慣となっています。
ですがそんな朝活にも弱点はあり、記憶を多く蓄えるための行動についてはあまり高い効果は期待できないということが研究により明らかになりました。
これは人の記憶はまず最初に「海馬」と言われる短期記憶を蓄積する脳内の機関に情報として伝えられ、それが大脳に長期記憶として浸透していくことにより記憶として残されることになります。
この海馬から大脳へと記憶情報が伝わるためには睡眠を間に挟むということが最も効果的であるため、朝起きてすぐに蓄えた情報がしっかり大脳に定着するためには一日の行動全てが終わり眠るまでの時間を過ごさないといけなくなります。
ですので朝起きてすぐに勉強をしてその日のテストに備えようというやり方ではあまり効果がなく、むしろ前日の夜に勉強してゆっくり睡眠をとった方が記憶される情報量は多くなります。
朝活に向くのは発想力や集中力のいる仕事
朝活を最も有効にしていくためにおすすめなのは、発想力や集中力のいる仕事です。
文章を作成したり書類を整理したり、溜まっていたメールを読んでスケジュールを確認したりといった作業をするには朝という時間帯はもってこいです。
特に朝起きて軽くジョギングなど体を動かしてからの活動は、脳内に血流が活発に流れるとともに集中力を高めてくれるセロトニンというホルモンが多量に分泌されるのでますます集中力が高まります。
ただし朝の集中力を作り出すためには健康的な眠りができているということが大前提です。
朝起きたけれども頭がぼんやりして気分がすっきりしなかったり、体の疲れが残ったまま回復しないといった感覚があるときには睡眠の質が悪くなっていることが考えられます。