雷の事・・・実は未解明な部分が多い
空が妙に暗くなってきた・・と思うといきなりぴかっとひかりバリバリと雷が鳴るとびっくりしますし、雷の直撃を受ければ命はないのですらか、人にとって大きな恐怖です。
雷が家に落ちたり庭木に落ちて火災が発生という事もあり、雷は古くから怖い自然現象として知られています。
しかし実はこれほど科学が発達した世界でも雷については未解明な部分が多く、研究が進められている所です。
雷について未解明とされる部分としては雷発生のきっかけです。
雷や雷雲は天然の加速器として働くことや光速に近い状態まで加速できるといわれるすごいエネルギーを発揮します。
現在、最先端の装置によって、加速したエネルギーが大気の分子とぶつかって出す高エネルギーのガンマ線まで観測できるようになっているのです。
この地球からのガンマ線については研究材料となっていて、それが雷発生の鍵となるのではないかといわれています。
ロングバーストに着目した研究
雷の研究を行う上で冬場、北陸の日本海外沿岸は最高の観測場所とされ、強力な雷雲が押し寄せるこの地域では様々な雷の観測が行われているのです。
この観測の中で加速された電子から出てくるガンマ線が雷雲が通過する際、数分間、地上に降り注ぐという現象を発見します。
この現象がロングバーストという現象で雷が発生する前に出てくる現象として高い注目をされている部分です。
過去の観測や研究からこのロングバーストとは違い、1秒以下という短い間に放射される強力なショートバーストと呼ばれるガンマ線の突発現象が起こる事もわかっていましたが、詳細については不明とされています。
それが今回の研究により、どのような特性があるのか掴めたことが大きな話題とされるところなのです。
雷を発生させるきっかけを解明する大きな布石となった
2015年から沢山の地点に小型で高性能は放射線検出器を設置します。
検出器の改良についてはクラウドふぁうんディングを利用し迅速に資金を集めたのです。
プロジェクトは人工衛星に搭載する装置開発のメンバーや大学院生などが参加できるようにし、沢山の地域に機器を設置しプロジェクトが開始され、そこで大きな成果を得ます。
2017年に柏崎市に設置していた4台の検出器がかなり近くに避雷した時、強力な放射線を記録できたのです。
ショートバーストと呼ばれるあの謎の減少で、その後、35秒くらい後に雷の発生点の風下地点におかれていた機器が電子・陽電子の対消滅ガンマ線をとらえることが成功したといいます。
その後、シミュレーションなどを行い、ショートバストと対消滅ガンマ線について観測的な証拠をみつけることが出来たのです。
この研究から私たちの上、空を雷で陽電子が生成され通過しているということもわかったといいます。
今後、こうした研究がさらに継続されていることで、雷が起きるきっかけを解明できるのではないかと期待されているのです。