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毛髪再生研究「2018年版」

毛周期は毛髪研究にとって鍵となる

髪の毛の事に悩む人は現代、かなり多くなっているといいます。
女性は薄毛についてあまり悩む人がいないとされてきたのですが、今は若い世代でも薄毛に悩む人がいるのです。
社会進出を果たし会社でも責任ある立場になったことや仕事と家庭との両立など、ストレスがたまる事が多く、それによって紙の毛にも大きな影響を与えているといわれています。

男性もかなり若い時期から薄毛、抜け毛に悩む人が多くなっていますし、遺伝的に将来薄くなるかもしれないと若い世代からヘアケアを行う人もいるのです。
毛髪は頭部を保護する役割も持っていますので、髪の毛が少なくなるリスクを少なくしていくことが求められます。

髪の毛というのは一生ずっと伸び続けているのではなく、髪の毛1本ずつに寿命があり、毛周期と呼ばれるサイクルで成長しやがて成長が止まりぬけるというサイクルを繰り返しているのです。
頭髪、体毛を作っているのは毛包と呼ばれる部分で、髪の毛が誕生し成長、更に抜け落ちていくという再生と死を繰り返す細胞を持っています。
この毛髪が生えてきて抜け落ちるまでの期間を毛周期と呼び、成長期・退行期・休止期という三つのステージがあり、私達が目にしているのは成長期にある毛髪だけです。

皮膚表面、髪の毛が生ええてくる毛穴は毛包の一部ですが、その奥までは目にすることができないのですが、その奥の部分こそ、毛髪にとって重要な部分といわれています。
毛周期を理解すること、研究することが毛髪の研究にとって重要な事なのです。

研究が進む毛周期、NG2細胞に着目

現在行われている毛周期の研究の中では、毛包を構成する細胞の一つといわれているNG2細胞に注目が集まっています。
NG2細胞は分裂が活発で脳内ではグリア細胞という神経系の再防を作っている部分です。
ラットの毛周期を調べていくと、成長期、退行期、休止期という三つのステージでこのNG2細胞がそれぞれ大きな違いがある事がわかってきています。

NG2細胞の変化を皮膚の上から見る事が出来たら?それぞれの個体によって違いのある毛包ステージを理解できるのではないかと研究チームは考えたのです。
そこでNG2細胞が発行するように遺伝子改変を行ったラットを作製し、超高感度カメラを利用し撮影してみると、毛周期に一致する形でNG2細胞の発光変化が見られたといいます。
また老齢となったラットを研究してみると、このNG2細胞の発光周期が若いラットよりも均一ではなく、休止期あたりで発行しない部分が多くなっていることがわかったのです。

こうして毛包イメージングすることで皮膚内の毛包活動を捉える事でき、毛周期の客観的なモニタリングが可能になったといいます。
まだ研究段階という事ですが、こうした方法をこの先、毛髪剤などに役立てていくことが出来るのではないかといわれており、大きな期待が寄せられているのです。