理系脳で料理を作る!
いわゆる「理系」とされる人は一般的に料理があまり得意ではないと言われています。
これは料理のレシピでよくありがちな「ざっくり切る」「ひたひたに水を入れる」「適宜使用する」といった曖昧な表現が理解しづらく、結局のところどのくらいの分量で行えばいいかという感覚的な部分がわからないことが大きな理由です。
普段料理を担当するのは理系人口が比較的少ない女性であるせいか、料理レシピ本として発行されているものの多くが「ふんわり柔らかポテトのサラダ」や「しっとり滑らか舌触りのケーキ」のようないかにも文系的表現をしているということが多いというのも影響しているでしょう。
普段から理屈や理論、計算によって世の中を認識している「理系脳」にとっては、曖昧で感覚的な表現では結局のところどういうふうにすればよいかというさじ加減がわからずそれが失敗のもとになってしまったりします。
しかし現在有名シェフとして活躍されている方の中には、もともと料理の道を志す前は研究職や理系分野の高等教育を受けてきたという経歴を持っている人も少なくなくありません。
確かに曖昧な表現が苦手な理系脳の人間にとっては感覚で行う料理というのは理解しづらいものかもしれませんが、逆にきっちり数値や料理途中で起こる現象を理解すれば理系ならではの料理を作っていくということは十分に可能です。
理系人間におすすめの料理本
これまで料理をしようとしてきたけどどうも自分的にしっくりしない、と感じている人におすすめしたいのが理系脳のための料理本です。
参考>>チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の 理系の料理|秀和システム
こちらはIT系書籍を多く取り扱っていることで知られる秀和システムから刊行されている異色の料理本です。
タイトルからもわかるように料理レシピにありがちな曖昧な表現をあえて理系的に解釈をし、どんなふうに料理に生かしていくべきかということをかなりわかりやすく示してくれているのが特徴です。
中でも料理フローチャートはIT系技術者ならば日常的に使用している「Yes」「No」式のフローチャートによる解説が使用されているので、実際に料理を開始してから起こりえるいくつかの事例にどのように対処をすべきかということをいかにも理系的に明確に指示してくれています。
これまで料理を上達させようといくつも有名なレシピ本を読んできたけれども全く理解ができなかったという理系出身料理オンチさんにとっては革命的な意識をもらえる本なので是非一読してみることをおすすめします。
理系はむしろお菓子作りに向いている!?
ネットスラングとしてよく見かける「スイーツ(笑)」は、流行に踊らされる感覚的な女性を揶揄するための男性側の言葉として使われることが多いものです。
ですが実はそんなスイーツ類に代表されるお菓子づくりにこそ、理系的な思考方法ができる男性の能力が求められているという皮肉な側面があります。
というのも普段の料理一般というのは感覚的な部分が重要になるのに対し、取扱が難しい食材が多く登場するお菓子作りこそ間違いなく数値やタイミングを扱う理系脳が必要になるからです。
「料理は得意だけどお菓子作りは苦手」という女性も多くいるのはこのためで、厳しく数量や時間計測を行う必要のあるお菓子作りはそれができるかどうかということがポイントになってきます。
もし料理がどうしようもなく苦手という理系脳の場合には、思い切ってお菓子作りから入ってみるというのもよいかもしれません。